宣伝会議賞、協賛企業賞の受賞者さんにインタビュー!Part3

宣伝会議賞の応募を初めて、4年です。ヒヒ馬です。
小学校、中学校、高校、大学。
全くキャッチコピーなんて知らずに、
むしろ、作文の宿題すら面倒くさかった自分が、
こうしてブログを更新し続けているなんて、
本当、人生って何に興味を持つか分からないですよねぇ(笑)

というわけで、コピーライターとして約40年も活躍されている、
大ベテランの方に、インタビューできちゃいました!
というわけで、課題と、受賞作品が、こちら!

【課題】
「霧ヶ峰Style FLシリーズ」を世の中に広く伝えるための、常識や固定概念にとらわれない自由なアイデア
※グッドデザイン賞を受賞するほど、見た目にこだわりがあるエアコン。

【受賞作品】

冷やす前からクールです

このコピーが、クールです。というぐらい、一本取られたようなコピーですね!問題解決であったり、共感できるようなコピーの一方で、こういう言葉遊びのコピーも自分は好みです!「広告を目にする人を楽しませよう」という企業の姿勢まで感じられるサービス精神が、感じられるんですよねぇ。こういうコピーが世の中で多くなったら、広告のイメージって変わるんだろうなぁと思います。…と、話が脱線しましたが、このクールなコピーの作者、奥村さんにインタビューしました!


1番目か2番目に出てきた言葉だった。


これ「かぶる」んじゃないかと思ってたんですよ。
だから選ばれたことにすごく驚きました。
パーティーで三菱の方に聞いたら
同じようなコピーはなかった、って言われて意外でした。
まずは「その世界ワード」を探すのですが、
「クール」はもう1番目か2番目に出てくる言葉で
スタイルのクールにもすぐに結びついちゃったんで
このコピーに関してはあまり苦労してないのです。すみません。

早速自分の応募作品を見直してみましたが、「クール」は1つもありませんでした^^;
このコピーを見たときに、「クール」なんて便利な単語があったかと、気づかされたコピーでした!もし課題のページに「クール」という単語があったら、かぶっていたかもしれませんが、その単語を発見した奥村さんの一人勝ちだと思います!
使い方も、うまいですよね。「ん?なんで冷やす前なのに、クールなんだ?」と一瞬、疑問に思わせる(目を惹かせる)構文になっているので、一層オチがクールに決まるコピーになっているんだと思います。


タガを外して考える。


まず、長い間、宣伝会議賞に挑戦していなくて
30年ぶりぐらいに復帰したのですが
なかなか成果が出ませんでした。
だんだん分かってきたのは
コピーを考えるときに当たり前のことですが
「広告になるかならないか」
をどうしても考えちゃう。
だから、ならない案が頭で浮かんでも
実際にシャーペンで紙に書く前に、自分で弾いちゃうんです。

40年ぐらいコピーライターやっているので
僕の場合、そのセンサーがかなり強固だったんですね。
でも、宣伝会議賞の場合、それが邪魔になることも多いんです。
センサーONだとみんなとかぶるような
広告文法に則ったコピーがどうしても多くなっちゃう。
だから、センサーをOFFにして、タガを外して考えることを
ここ数年は意識しています。

すでにコピーライターを何年もやっていて
それでも一次通過がなかなかできない人を知っていますが、
そういう人はちょっとタガを外してみることを
意識したらいいんじゃないかと思います。

もし奥村さんが「クールという言葉は、かぶるし誰でもかけるから、他のを考えよう」となっていたら、今回の受賞はなかったということですもんね。でも実際は、誰も思いつけていなかった。だから、受賞したときに、驚いた。こういう現象って、結構みんなに起こりうることかなと思います。このインタビューを聞いて、自分の型にとらわれることなく、仮に納得していないコピーでも、何でもチャレンジしていく姿勢って、本当に大切だなと実感しました。

前にこんなブログを書いたんですが、

【アイデアは、降ってくるものじゃなくて、泳いでいるもの。】

この魚釣り理論を、思い出しました(笑) 
自分の中であり得ないと思っている作品ほど、
意外と受賞したりするのは、公募あるあるですよねぇ。


しかし、ただ1発で大物をしとめるのは、やっぱり難しい。
ということで、次回は、小さいアイデアを大物に育てるやり方について
奥村さんの2つ目の受賞作品とともに、インタビューしていきます!

…2つも釣り上げるなんて、ずるい!(笑)



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