【SKATでは分からない制作秘話】グランプリ受賞者さんにインタビュー!

皆さん、お待たせしました!
ついにこのブログで、今回のグランプリ受賞者…!
林さんにインタビューすることができましたー!!

本当にこのブログは、皆さんのご協力のおかげで、
かけがえのない、ノウハウ本へなっていると、
痛感しております。読者の方含め、本当にありがとうございます。

早速、まずは、課題とグランプリ作品から見ていきましょう!


【課題】

生活の100%をカード払いにしたくなった!と思わせるような広告アイデア

【受賞作品】

現金なんて、お金の無駄づかいだ。

カード払いのポイントという小さいありがたみを、ここまで大きく表現できるのは、さすがですよねぇ。ケチな自分には、結構耳に痛いコピーです(笑)今までの払い方が、無駄遣いだったのかと、真面目に考えれば考えるほど、このコピーは刺さってきます^^;前回の野田さんのインタビューでもありましたが、「得したい」とよりも「損したくない」という感情の方が、日本人って強いのかなぁと考えさせられました。表現も「ん?」と目を惹くもので、本当によくできてますよねぇ。

というわけで、林さんに、このコピーができる過程と、コツをお聞きしました!


「引っかかるもの」


贈賞式でのスピーチの補足になりますが、課題に取り組む際、ノートの他に携帯のメモにも課題ページを作っています。屋外など、ノートが開けない時に対応するためで、そこには『現金は金のムダ』とありました。後日、読み返した時は「言えない」と思いましたが、引っかかるものがあったので考え直しました。結果、「金のムダ=金のムダな使い方」とすれば「言えるのでは」と思いました。あとは言い方を決め、漢字や平仮名、カタカナを試し、受賞作に落ち着きました。

ニチバンの小島さんのインタビューにもありましたが、「こんなの言えないよな…でも」だったり、「くだらない…けど」と、自分の中で引っ掛かりのあるコピーって、結構受賞作品に近いコピーだったりするのかもしれないと、インタビューを聞いていて感じました。そして、ただ引っかかったコピーをそのまま出してみるのではなく、「言える」ような形へ一工夫してみるところも、ポイントですよね。「アイデアを捨てない。だけど、そのままにもさせない」いいコピーを書こうと思えば思うほど、「気になるけど使えそうにないアイデア」を切り捨てたくなるような気もします。そうではなく、「引っ掛かりに、食らいつく貪欲な姿勢」こそが、賞までの近道なのかもしれません。


インプットを、ちゃんと生かす。


コピーや広告の本、講座で学んだ事の中から、考え方や切り口、テクニック等を抜き出し、自分の言葉でまとめています。コピー作りのためのフィルターリストのようなものです。日常で見聞きした事や、自分で気づいた事も加えています。行き詰まった時などに見返すと、忘れていた事の多さに気づきます。本や講義資料を読み返すのは大変なので、作っておいて損はないと思います。

「なるほど!」「こういう書き方があるのかぁ!」…で終わらす自分とは、やはり違います^^; 自己流で慢心するのではなく、インプットを、ちゃんと生かす。フィルターリストまではいきませんが、今年は私もチェック表を作って、一つ一つのコピーの質を高めていきたいと、思っております。


要はなんや?


特に役立ったテクニックは、「要はなんや?」方法です。本によく書かれている「例え」や「言い換え」みたいなものですが、こちらの方がズバッとした答えが出やすいです。(あれこれ調べ、考えたあとの話ですが)

言われてみれば、林さんのコピーは、分かりやすい言葉で、まさに「ズバっと」決めているものが多い気がします。第53回のときも、林さんはDMソリューションズの課題で、シルバーを取られているのですが、その時のコピーは、

CMは「おーい」DMは「あのね」

「DMって、要は何や?」という問いに、分かりやすく、的確に答えているコピーですよね。表現に気を取られているうちに、言いたいことが迷走していくことがよくある自分にも、とても役立ちそうなテクニックです!早速チェックリストに入れたいと思います!^^


毎年当たり前のように、上位に名を連ねている林さんですが、今年の応募本数は1069本だったそうです。すごい人って、パッといいコピーを思いつく印象がありますが、インプットのお話などを聞くと、「センス」という言葉では言い表せないほどの、努力あるんだと、改めて感じました。むしろ、「センス」は、数と努力で、磨かれるような気もします。

…よし、今年こそ、マックス応募目指して、頑張ります!





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